釣り酩人・・・0yaziの釣果
釣りに行きましたよ・・・2010年-No4
2010年09月19日
まっ・・・こんなもんだろう・・・?
知り合いから「釣りに行くべし」と誘われたので「ん、行くべし」と言う事で釣りに行ったのであります。
四時起床で知り合い宅を五時にピックアップ、で、出港が六時半と・・・起きてから舫を解くまで二時間半も掛かるんだから、地の利の悪さ如何ともし難いなぁ。
往復150キロ・・・塩竈や石巻在住の人達に比べてなんとも多大なる無駄とも言える労力を払って出港する訳で、ここまでして釣りをしたい気持ちは自分でも良く分かりません・・・おっさん、そんなに釣りは好きじゃないんだもの。
さて、知り合いは道具一式何も無し、竿から仕掛けまでお任せされちまった訳で、まっ、他の部分で世話になっているのでこの度は喜んでご奉仕しましょうと、上州屋で天秤付きの特価の仕掛けなど少し仕入れて準備させて頂きました。
余談なんですが・・・おっさん愛用のササメの「船頭スペシャル」が無くなって、新製品のナントカカントカが出て来たんでありますが、これは針がダメですね。
袖形の針は船頭スペシャルと同じに見えますが、明らかに質が違います・・・まっ、シロート目には分からないかもね。
ダメなのは返しでありまして、これが大き過ぎるんで、針外しにとんでもなく手間取る訳です・・・力要るんで指が痛いです・・・要ペンチ。
さて、シロートをお連れする時というのは船頭は頭が痛い訳です・・・操船しながら釣るだけでも大変なのに、もう一人前分アレコレ増える訳ですから。
で、万石浦を出ると思ったよりも海は静かでありまして、これなら泥捨て場で決まりだな、と、あそこまで行ければ釣れたも同然、と言う事でおっさんはホッとした訳であります。
で、いつもの場所を目指して行くと・・・刺し網が減っているなぁ、と。
で、フェリー航路が近づくに連れ、かなりの数の釣り船が見えて来まして、おお、おっさんの読みに間違いは無いな、と、また大きく安心と。
で、釣り船の殆どがフェリー航路よりも内側の、しかも田代寄りに要るので、本日は沖目はダメなのかと思い、おっさんも近くで参戦してみた次第であります・・・釣り船に頼って場所決めって、不本意なんですがね、まっ、これだけ大量に集まっていると無視は出来ない訳です。
で、ほとんど同時に知り合いとおっさんが仕掛けを落とした訳です・・・待つ事3分12秒コンマ6でありました。
知り合いの竿がしなって、上がって来たのは30センチ程度の良形のアカジでありました・・・シロートに有りがちなビギナーズナントカでありますね。
しかし、おっさんの一匹目は、その後5分近くも遅れて上がったんでありますが、シロートはその間にも2〜3枚上げちまっていた訳です。
いやぁ、常々カレイ釣りに関しては天才で名人であると吹聴しているおっさんとしては、これはちょっと、アレでナニな訳でありまして、こうなったら酔っ払って恍けるしか手は無いな、と言う事で、飲まない知り合いを尻目に、プシューっとやった訳であります。
しかし、本日はどの釣り船も苦戦していた様子で、随分と動きが激しかったのであります。
で、見た事も無い釣り船が居るなぁ、と見ると、閖上港と書かれている訳で、へぇー・・・閖上の船が田代沖魚礁まで出張って来ますか?と驚きでありました。
そんな訳でありますから、塩竈の釣り船なんかは当然ナンボでも居る訳で、あのドでかい「えびすや丸」も目の前に居たりする訳であります。
まっ、おっさんの様なチビボートはこう言う時には秘策がある訳でして、大型船では流し難い刺し網の際、なんかを丹念に拾って行く訳であります。
この日おっさんは、知り合いがドイツ軍の旗と言った刺し網を目標に決め、そこを行ったり来たりしてナントカ釣果を維持したのでありますが、近くを流す釣り船はすぐに離れて行く所を見るとあまり芳しく無かったのでありましょう。
死んでふやけたウミガメを突くウミネコ
最盛期の入れ食いからすると随分と落ちたな、と思うんでありますが、まあ、5〜6分に一枚程度は上がるし、型は30センチ前後が主体とあって、シロートの知り合いは拍手喝采で喜んでくれる訳です。
松島湾内の船釣りしか知らないというので心配しましたが、根掛かりする事も無いので、おっさんが釣り糸を見て操船していればお祭りも無い訳で、意外と楽だったのは助かりでありました。
時折ポツポツと雨が来たかと思うと、雲が切れて暑くなったりする定まらない天気でありましたが、9時好きには風もほとんど無くなり、べた凪になりました。
シロートがアイナメなんか釣れないのすか?と言うのでありましたが、そんな所で無駄に仕掛けを無くされたらおっさんの財産が干上がっちまう訳で「ここにはそう言う魚は居ないのっす」と無視しました。
この写真の中に10艘の釣り船が居ますが・・・分かるかなぁ?
釣り始めて3時間程、10時過ぎには辺りが極端に遠くなり、暇になってしまいました。
ラジオなど聞いて暇をつぶすも手持ち無沙汰は否めない訳で、アオイソメはまだ一パック分残っているけれども、んじゃぁ止めるすか?と知り合いに聞いてみる訳です。
すると「もう少しやってみるすぺ」と宣って、粘ろうとする訳であります・・・へぇー、そんなに楽しいのか、と、おっさんも付き合いで糸を降ろしますが、気合いは途切れているので魚は喰って来ません。
タックって言うのですか?帆の向きを変えて上手に走って行くヨット
しかしアレですか?トローリングの長い竿を装備した船もカレイ釣りをしていた所を見ると青物はダメだったんでありましょうか?
おっさんはトッパの調子が悪くてこのところ引っ張っていないんで分からないんですが・・・そろそろワラサかな、なんて思っているんですが。
で、11時30分・・・ホントーに当たりが遠くなりシロートの知り合いも流石に諦めた様子で「止めすペは」と言うのを合図に沖上がりであります。
万石浦に戻って船を舫ってまだ12時半・・・こりゃぁ帰りが楽で良いな、と。
石巻湾の参考図・釣り場
まっ、これくらいの釣れ具合がおっさんには丁度でありまして、幼稚園児と小学生を二人で20枚も釈放したので、中型が居なくて、大型か小型しか釣れなかったんだな、と思うんであります。
本日のおっさんの持ち帰った釣果
アカジ・・・・・・・・・・20〜30センチ 25尾(一皿300円 塩焼き用他)
※ 2〜3日で食い切れない魚は持ち帰らない事にしています。
※ 自主規制により20センチ未満は釈放しております。
燃料・・・・・・・ガソリン 30リットル
では、また。
では・・・また。
船の免許持っている人で乗ってみたい人、無料で貸しますので是非ドーゾ
一緒に釣りに行って、おっさんと腕比べや飲み比べをしてみたい人も是非ドーゾ
振り出しにもどる
曝釣のページの扉へ戻る