釣り酩人・・・0yaziの釣果


    釣りに行きましたよ・・・2010年-No5

    2010年11月07日

            まっ・・・こんなもんだろう・・・?

     いや、ダメだとは聞いていた訳で、事前のネットでの情報収集でもあんまし良い話しは無かった訳です。
    中でも、釣行直前のカレイの参考にしている「仲間達と・・・」と言うHPでは、此の所の悲惨さがひしひしと伝わって来る訳でして、流石に名人で天才のおっさんでもヤバイかも、と思った次第でありました。

     
    渡波の堤防を出て左折、朝だ夜明けだ潮の息吹

     道すがら、雲行きは晴天の予感何でありますが、鳴瀬川の付近だけが濃霧でありまして、こんなんだったらヤダなぁと、チョットだけ心配しました。
    しかし、万石浦はパヤパヤの風も無く、ムフフ快晴でありました。
    で、4時45分起床ですっ飛んで来ても既に7時少し前・・・流行る気持ちで出港準備をし、エンジンキーを回すと・・・反応が無い?。 へえっ?バッテリー?・・・いや、チルトが下りたと言う事は電気は来ていると。 キーをひねった感覚が「スカ」と言う感じで、何事も起きないのです・・・まるで困った時のパルプンテみたい(意味不明ですか?)
    うーん?クリップは刺したし、メインスイッチは入れたし・・・だから、エンジンに電気は来てるんだってば、と、自問自答。
    セルモーターにヒューズとか・・・やっぱし有るベナぁ・・・それかぁ?メンドくせえなぁ。
    で、何気無くもう一回ひねったら、微かな音で「カチ」っと電気チックな音がした訳であります・・・むむっ、来たのか?と。
    で、もう一回ひねると、寝ぼけた音で「クウン・クウン・クゥゥゥ・・・」と廻り出したではありませんか・・・しかしひ弱だ。
    で、もう一回回したら「ククククッ・クックックックッ・・・」といつもの調子を取り戻した訳です・・・ラッキーだぜぃ。
    しかし、エンジンが起きる気配は無く・・・アアそうか、暑い日もあったり、冷やされたりで空気入ってんな・・・ホントーか?
    で、ガソリンのコネクターを外して空気を抜いて、再度セルをひねる事・・・ヒト擦り半・・・ブルルブルルン・ブブブッブォーンと来たのでありました・・・掛かっちまえば後はOK。
    しかし、再始動出来ないとかは気になるので、出航前に一回止めて、セルキー半ひねりで掛かる事と、冷却小便の勢いを確認・・・ウーン、しっかりしていますね,流石に。

     
    金華山の紅葉と定期船です

     大型魚礁から田代沖魚礁まで、何処も釣れていないとの事なので、おっさんは最初から金華山の瀬戸を目指した訳であります。
    渡波から19〜20ノットで45分・・・誰も居ない・・・?・?・?日曜日だぞ・・・釣れてない?
    で、おっさんが釣り始めて間もなく、渡波の釣り船が一艘やって参りまして、程良い距離で始めました。
    おっさんは通常、一匹釣ったのを合図に乾杯に儀式に移るんでありますが、本日は大役を仰せつかるべき第一匹目がお出ましにならないのであります・・・待つ事30分、掟破りの乾杯の音頭無しでプシュっとやっちまった次第であります。
    いや、車に乗る6時間前を旨としていますので・・・テストの結果おっさんは6時間で呼気からアルコールが検知されなくなるんですね・・・たぶん。
    で、四時に帰りの車に乗る予定なので9時半には呑み終えたい訳であります・・・1時間半〜2時間しか無いんだから、悠長に待っていられないんですよ、と。

    牡鹿半島は鹿の食害で樹木が枯れるんだそうですが、これは松食い虫でしょ?

     しかし、待てど暮らせど全く当たりは無く、突かれた気配さえ無いのであります。
    で、水中から上がって来る錘の生暖かい事・・・こりゃぁもっと深場に行かないとダメかもなぁ・・・無根拠。
    と,言う事で、網地島の定置網前、水深60メートルに移動であります・・・手巻きリールで60メートルは限界です。
    しかし、ここでも、待てど暮らせど当たりは無く、缶チューハイを波に煽られて取り逃がし、床にぶちまけるなど良く無い事ばかりな訳であります・・・よしっ、行かないつもりだった網地島の魚礁だな、と。
    巻き網船の船団が石巻漁港からドガチャカと出て行きました

     さて、金華山から網地島を廻って泥捨て場の端っこと言うと、随分と走り回って来た訳です。
    おっと、そうそう・・・金華山の沖目でトローリングでなにやら釣っているのが見えたんで鯖かぁ?と思いおっさんもトッパを曵いてみた訳です。
    すると、程なくしてもの凄い当たりがあって・・・なんと、潜行版のスイベルから千切れて、その下仕掛け一式を失っちまったんであります。
    まっ、魚もそこそこの物なんでありましょうが、長年使っていたより戻しが弱っていたんでありましょうねぇ。
    持って行かれた仕掛けの先には、一個6000円もする角が付いて居たんであります・・・もったいねぇ。

    この手の巻き網船は南太平洋ポナペで鰹漁をしているのに出逢った事がありました、が

     走り回って来たので燃料が心許なく、節約の為にパラシュートをぶち込んでの釣りとなったのでありますが、風が弱くパラシュートは大して引かれないのに釣り糸は流れて行ってとても釣り難い訳です。
    なしてかなぁ?・・・ああそうか、大潮で流れが速いのか・・・釣り難いなぁ、で、酎ハイをグビリ。

     10時少し前に到着して11時までにマガレイを4枚上げました・・・そこからが地獄でして、とれたのは写真ばかり。
    ずーっと動かずに流していると勘違いした遊漁船が近寄って来ては離れ、離れてはまた違うのが来て、と、賑やかです。
    へぇー・・・東北丸がこんな所にねぇ・・・あれは?あの大きさは七ヶ浜のアレだな、とか。
    11時にはシャツ一枚にパンツ一丁で長靴も脱いでビーサン姿・・・酒が飲めれば最高なんだがなぁ、とラジオなど聞くもおかし・・・いや、全然おかしく無い訳で、1時半まで粘って試合終了、と。

     
    石巻湾の参考図・釣り場

     網地島の沖、55メートルのあたりにまとまった遊漁船の影があったのであそこまで行けばそこそこ釣れたのかも知れませぬが、燃料も厳しかったし、まっ、こんな日もあるさ・・・船の調子を見に来たと言う事で・・・ふぅっ、疲れたな。

     

    本日のおっさんの持ち帰った釣果 

    アカジ・・・・・・・・・・20〜22センチ  5尾(一皿8000円 唐揚げ・塩焼き用)




     ※ 2〜3日で食い切れない魚は持ち帰らない事にしています。
       ※ 自主規制により20センチ未満は釈放しております。
     

    燃料・・・・・・・ガソリン 45リットル

    では、また。

    では・・・また。


    船の免許持っている人で乗ってみたい人、無料で貸しますので是非ドーゾ
    一緒に釣りに行って、おっさんと腕比べや飲み比べをしてみたい人も是非ドーゾ

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